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/// 温泉力7 湯村温泉と荒湯の洗濯 ///

b0145826_1340644.jpg湯村ではむかし 地元の主婦は小芋や筍、小豆など煮炊きのものを荒湯で湯がき,その間に荒湯の川原で洗濯をしていました。
荒湯からこぼれた98度の温泉は春来川の川水と混ざり適温に、洗濯石鹸をつけてコンクリートが洗濯板代わり,井戸端会議をしながら洗うのです。

湯村温泉のお湯で衣類を洗うと、ふんわり仕上がり、白く、臭いも取れてしまいます。特に赤ちゃんのおむつや臭いが気になる衣類、袖口や襟、首回りなどの汚れやすいところやしまっておいた衣類は袋に入れて、温泉の排水溝に2時間ほどつけておくと汚れやにおいがとれやすくなります。それはすべて温泉の成分の重曹の効果だったのです。



b0145826_13413062.jpg昭和30年代、、「白黒テレビ」、「電気洗濯機」、「電気冷蔵庫」が三種の神器といわれていました。(写真は同年代のサンヨー洗濯機 ハンドルでローラーを回すしぼり機がついていた)
湯村温泉では「電気洗濯機」だけ、普及率が低かったといわれています。そのころ全戸配湯はなく、温泉の方が、洗濯物は白く、ふんわりあがり電気代も水道代もかからなかったわけですから・・・。
昭和46年湯財産区は町内に配湯を行い、温泉の天分は荒湯から家庭に移されました。各家庭では蛇口をひねれば温泉が出るため,荒湯での洗濯風景は徐々に消えていきました。今では洗濯機横の蛇口から温泉が出て、消毒、消臭ができ、洗濯物を白く、ふんわりとさせています。塩素系漂白剤も柔軟材とも使用しなくて良いので河川への負荷は最小限になり、環境に優しいのです。

温泉力/重曹泉で洗濯物は白く、ふんわり仕上がるエコな温泉
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by yuasanoya | 2007-06-08 13:23 | 温泉力