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温泉力12 大正時代の湯村温泉は、兵庫県一番の入湯客数だった

温泉町の旧役場跡に、仮称「新薬師湯」が建設中で来年2月の完成予定だが、なんと?大正時代の湯村温泉は、兵庫県一番の入湯客数だった!?b0145826_13553.jpg
温泉町広報「おんせん」平成2年10月号の「ふるさとの史料」で意外な事実がわかった。(以下転記)

温泉場の入浴者数調査
 日本人は大へん温泉が好きだといわれ、日本各地の温泉が繁盛している。
 だが、江戸時代には旅行制限と交通不便のために温泉街の発展はむずかしかった。交通の発達は特に病人の温泉療法が容易になったし、但馬では明治45年の山陰線全通は沿線の城崎温泉には急に入湯客が増えているが、湯村温泉は浜坂駅から交通が障害となり余波的な感じがする。
 そのため、兵庫県衛生課が第一回温泉場浴客調べを行い、その結果を報道した大正7年9月27日の「神戸新聞」が当時県下14の温泉中、湯村温泉が第一位であることを意外といって記述している。
主な温泉を抄出すると、

湯村温泉 計 260.550人
  健康者 男 137.955人  女  122.262人 
       疾病者  333人  外国人      0人  

有馬温泉 計 244.116人 
  健康者 男 134.379人  女   96.124人 
       疾病者  163人  外国人 13.450人
城崎温泉 計  50.872人
  健康者 男  33.401人  女   10.645人  
       疾病者 6.781人  外国人     45人
てなっており、温泉客も当時の社会情勢を映し出していて興味がある。

交通の主要なものが鉄道から車に変わった現在、国道9号線沿いの湯村温泉は発展の可能性を大きくしている。 (町史編集委員・田中忠雄)
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温泉力/第一回温泉場浴客は260.550人で有馬温泉、城崎温泉を押さえて1位だった。
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by yuasanoya | 2007-09-10 14:11 | 温泉力