2007年 05月 12日
/// 温泉力2 湯村温泉で飲用でダイエット ///
温泉には、入浴だけでなく、『温泉を飲む』という利用方法もあることをご存じでしょうか。「 飲泉」と言うこの方法は、日本ではそれほど普及していないようですが、ヨーロッパの温泉地では入浴方法よりも飲泉のほうが盛んに行われています。しかしすべての温泉が飲めるのでなく、成分上飲めない温泉も数多くあります。
湯村温泉のお湯は飲むことの出来る温泉で(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 NaHCO3・Cl・SO4)、飲用することで肥満症・慢性便秘・慢性消化器病・通風・慢性胆嚢炎・胆石症などに効果があります。 湯村温泉主成分の内、重曹(NaHCO3)は、高温時で炭酸ガスが温泉内に溶け込んでいます。飲用することで炭酸ガスは胃を膨らませ、食べ物がたくさん入ったと脳が感違いし、「満腹」と「蠕動運動」の指令を出します。炭酸ガスは脂肪や糖と水溶性食物繊維を結合する力を持っています。つまり胃は満腹、腸は活発動くことで過食を防止し、水溶性食物繊維はブドウ糖の吸収速度を抑えるため、脂肪があまり吸収されずに外に排出されます。 また、ナトリウム-硫酸塩泉は便の排出を促す作用が強く、便秘のための飲泉はよく冷やして飲む方が良いとされています。 湯村の温泉を飲用することで「ダイエット」と「便秘解消」の二重の効果があります。 ダイエットに効くからといって、ただむやみやたらに温泉をたくさん飲めばいいわけでなく、現地で湧出仕立ての新鮮な温泉(鮮度)を一定量毎日同時刻(習慣性)飲むことが大切です。また湯村温泉のお湯は塩化物温泉なので腎臓病・高血圧症・下痢の方は禁忌であり、成人1日の飲用許容量240ml以下(成人)、8才~15才は120mlとなっています。 朝野家では全館温泉使用しています。男女風呂それぞれ大浴場の入口と露天風呂にも飲み湯がありますし、各お部屋の洗面も温泉を使用しています。(もちろん飲んでいただくことも出来ます)源泉荒湯の慈覚大師坐像下の湯壷のお湯も飲泉が出来ます。 本格的な入浴療養には1週間以上かかりますが、飲泉は直接体内に取り込むため、効果を発揮するのが早いのです。のんびりと館内で飲んだり、湯村を散策をしながらゆっくりと温泉を飲むダイエットはいかがですか?
by yuasanoya
| 2007-05-12 23:20
| 温泉力
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